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バタバタっと企画への出場と、バンド名が決定したセブグラだが、肝心の演奏曲はどうするんだ?
ROCKかつSOULFULなユニットだから、当然ヘビーな曲で壮絶なデビューを飾るのがお誂え向きでしょう。
世の中にはたくさんエッジの効いた曲が存在するし、あとはどれをコピーするかを選択するのみ!
…とは行かないのが、この人達。
えーと。たしか、メンバー2名はバンド初挑戦でしたね。
彼等だけに無茶ブリして、残る2名は悠々自適ですか?そうですか。ふ~ん。
なんとなく、そういう空気になってしまうことを恐れたSERIとSUZUSHIROの2名は、
苦し紛れに言ってしまうのでした。
「俺、曲作ります!」(SERI)
「じ…じゃ俺は詞を!」(SUZUSHIRO)
おいおい!
何を言ってくれはりますの!?
ただでさえ時間が無いやおまへんの?
それでも、こうなったらやるしかないんです!
2日後
メンバーに対し、SERIが満面の笑顔でiPhoneを差し出す。(ちょっと恥ずかしそう)
そこには、まだ名前も無い楽曲が収録されていた。
早速、イヤホンを装着し、順番に曲の視聴を始める。
「…いい、と思う。」(GOGYO)
「うん…悪くないと思う。」(SUZUSHIRO)
「なるほど。」(NAZNA)
一呼吸おいて、全員から、
「思いのほか…やさしいね(笑)」
絶対にパンクもしくはデスメタルな曲に違いないと、誰もが思っていた。
しかし、SERIの作ってきた曲は、思いのほかやさしいものだった。
でもそれは、彼らしい選択にも思える。
自分達だけが楽しければいいのであれば、自分の好きな曲調にしただろう。しかし、
今回はフレックスエージェントのスタッフに対し発表する曲だ。
これは、ある意味スタッフに対する思いやりなのかもしれない。
それからまた数日後、SUZUSHIROにより歌詞が付けられる。
そうして完成したセブグラのデビュー曲。その名も
一晩明けたら 雨は上がるはず
一晩明けたら 痛みは消えるはず
一晩明けたら 僕は理想の僕で…
一晩明けたら 全てが手の中で…
一晩中待っても 何も変わらない
一晩中待っても 痛みは消えないのに
(間奏)
一晩明けたら 窓を開けてみよう
一晩明けたら 服を着替えよう
五つ数えたら 全て過去の事さ
五つ数えたら 何も悩まず立ち上がれ
5・4・3・2・1! 白紙の画用紙の上
5・4・3・2・1! 何かの絵を描くのは
5・4・3・2・1! どこかの誰かではなく
5・4・3・2・1! 今から変わる僕だから
(ソロ)
五つ数えたら 君も席を立って
五つ数えたら 高く声をあげて
5・4・3・2・1! 始めよう 新しい何か
5・4・3・2・1! 思いのほかやさしいね
5・4・3・2・1! 誰かが出来たことなら
5・4・3・2・1! 僕等も出来るはずだから
おお! なんとPOP…いや、ROCKな楽曲だろう!
何はともあれ、4月16日はこのオリジナル曲でデビューじゃ!